Ansible(アンシブル) 最新情報
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Ansible(アンシブル)とは
Ansible(アンシブル)は、Infrastructure as code(インフラストラクチャ・アズ・コード)コンセプトに則った構成管理ツールで、文字通り、インフラ構築をコードベースで行います。具体的にはサーバOSの設定や、ミドルウェアのインストール、デプロイ までを行います。Ainsibleは元々Ansible, Inc.で開発されていましたが、現在はM&AによってRedhat, Inc.傘下となっています。
Ansibleでは、この設定をPlaybookという可読性の高い形でコード化しており、ネットワークを介して、様々なサーバに対して処理を行わせることができます。Ansibleは、Playbookを元に、設定先のコンピュータに対してSSHポートを経由して設定を実行します。Ansibleの特徴の一つとして、「エージェント・レス」を挙げられます。Playbookに定義された処理を実行するのに、実行する側のマシンに特別なソフトは不要で、sshとpythonの環境があればOKです。
Ansibleの構成
Ansible
Ansibleはコントロールのノードから、リモートでターゲットサーバの構成を変更します。
ターゲットには、SSHで接続します。Windowsサーバの場合はSSHではなく、Windows Remote Managementを経由します。
Ansible(アンシブル)の特長
1) エージェント・レス
同ジャンルの著名なソフトウェアであるChefでは、実行ノードに対してエージェント・ソフトウェアをインストールする必要がありますが、Ansibleでは特別なソフトウェアは不要となっています。これはAnsbileが選択される非常に大きな要素となっています。
2) Playbookの可読性
実際のコードを記述するPlaybookはYAMLという形式で書かれます。これがシンプルでわかりやすいため、習得が容易です。
3) シンプル
設定ファイルが少なく、記述もわかりやすいため、扱いやすいです。
4) Windowsサーバ対応可能
WindowsサーバにはSSHが入っていないが、代わりにWindows Remote Management(WinRM)を使用して、そこからWindows PowerShellを介して実行します(Pythonのライブラリは必要)。なお、コントール側(実行を指示する側)のAnsibleはLinux(Redhat, CentOS, Debian)、BSD、MacOSで動かします。
5) 商用サービスが用意されている
Ansibleはオープンソースソフトウェアであるため柔軟に取り扱う事ができます。
Redhat社より、Ansible Towerがリリースされており、商用サブスクリプションも利用可能。リッチなGUIが面が用意される他、ロールを使ったアクセス権の制御、ジョブスケジューリング、RestAPIなどが用意されている。Ansibleをリプレースするのではなく、アドオンの位置づけとして用意されている。
Ansibleのライセンス
AnsibleはオープンソースライセンスであるGPL, VERSION 3.0となっています。
Ansibleの入手先
Ansibleの安定版、最新版は以下よりダウンロードできます。
Redhat 6/7 - yumでインストール
# install the epel-release RPM if needed on CentOS, RHEL, or Scientific Linux
$ sudo yum install ansible
Ubuntuは、PPAから取得します。まずはPPAをリポジトリに設定し、
$sudo add-apt-repository ppa:ansible/ansible
$sudo apt-get update
その後、apt-getでインストールします。
$ sudo apt-get install software-properties-common
$ sudo apt-add-repository ppa:ansible/ansible
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ansible
その他、こちらへ。