JBoss Application Server (JBossAS) 最新情報
バージョンアップ情報JBoss ASのバージョンアップ情報 |
年間保守サービスJBoss ASの年間保守サービス |
導入支援サービスJBoss ASの導入支援サービス |
活用例・導入事例JBoss ASの活用例・導入事例 |
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JBoss ASとは
JBoss Application Server (以下、JBoss AS)は1999年にEnterprise JavaBeans(以下、EJB※.1)コンテナとして開発をされたJ2EEアプリケーションサーバです。
JBossのライセンス
名称 | 略称 | 版 | ライセンス |
JBoss Application Server | JBoss AS | コミュニティ版 | LGPL(無償) |
JBoss Enterprise Application Platform | JBoss EAP | エンタープライズ版 | 有償サブスクリプション |
JBoss ASとEAPのバージョン差異について
JBoss ASとEAPではバージョンに差異があります。
コミュニティ版のJBoss ASは機能追加などが早期に行われ、早期にリリースされるのに対して、EAPはRedhat社による品質管理、ライフサイクル管理が行われてリリースされるのでリリース時期にタイムラグが生じます。
※2015年5月11日時点
JBoss ASの利点
商用のJ2EE対応アプリケーションサーバと比べて、オープンソースの利点を活かした
1. ライセンスコスト不要
2. 長期サポート
3. ベンダーロックインの回避
4. 自由な改変と再配布可能
などの効果があり、パフォーマンス面も軽快なことから多くの企業で採用されています。
その他
それに統合開発環境(JBoss Tools、Eclipseプラグインなど)も提供されている事も、多くの採用を後押ししています。
2013年にJBoss ASはWildFly(ワイルド フライ)に改名されました。
※.1 EJB:プログラムをコンポーネント化し、効率良く大規模なアプリケーションを構築するためのアーキテクチャ
JBoss ASの特長
JBoss ASは、次のような特長があります。
1) 統合WEBアプリケーションサーバ
JBoss ASにはWebコンテナであるTomcat、データベース管理(HSQLDB)が含まれているため、JBoss ASのみでWebアプリケーションの実行環境を構築する事ができます。
2) 信頼性
JBoss ASの実績としてミッションクリティカルな中・大規模システムに多く採用され、運用されています。
3) 可用性
JBos ASはホットデプロイ機能があり、アプリケーション動作中でも停止させることなくアップデートを行うことができます。
JBoss AS7又はJBoss EAP6以降から1つのJavaVMを管理するスタンドアロンモードと、管理用とアプリケーションサーバを分離し、複数のアプリケーションサーバを統合管理するドメインモードの2種類の管理モードがあり、分散環境やクラスタ環境として管理する事がきます。(下図,参照)
さらにJBossは非常にポピュラーである為に他で提供されているクラスタソフトウェアや運用監視ソフトウェアにもにもJBoss用の監視スクリプトが提供されている場合が多い。
4) ライセンスコスト不要
JBoss ASの利用にはライセンス費用は必要ありません。
※ サポートが必要な場合は有償サポートが提供されています。
※ JBoss EAP利用の場合はサブスクリプションをご契約ください。
5) 長期サポート
僅か数年でサポート終了&バージョンアップを促す商用ソフトウェアが多いなか、オープンソースソフトウェアであるJBoss ASは多くのベンダーが長期サポートを提供しています。
6) ベンダーロックインの回避
特定ベンダーの技術や製品に依存したシステムは、ベンダーの方針にも左右され、急激に進む市場の変化への対応にも遅れるケースがあります。
それに有益なとなるシステムがあったとしても乗り換えが困難なケースも発生します。
JBossはオープンソースの利点であるベンダーロックインの回避の効果があります。
JBoss ASのライセンス
JBoss ASの入手先
JBoss ASの最新版はJBoss AS (WildFly)のサイトからダウンロードできます。
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